三沢空港の自衛隊機無許可進入 パイロットの連絡誤認か 国調査

おととし、青森県の三沢空港で自衛隊機が管制官の許可のないまま滑走路に進入し、旅客機が着陸を途中でやめたトラブルで、国の運輸安全委員会は、自衛隊機のパイロットが管制官からの連絡を離陸許可と誤認したことなどが原因と考えられるとする調査報告書を公表しました。

おととし10月、青森県の三沢空港で航空自衛隊のF2戦闘機が管制官の許可がないまま滑走路に進入し、同じ滑走路に着陸しようとした旅客機が着陸を途中でやめてやり直したトラブルがありました。

2つの機体は4キロ余りまで近づいていて、国の運輸安全委員会は、事故につながりかねない重大インシデントとして調査し、結果を公表しました。

それによりますと航空自衛隊のパイロットは、管制官から出発が遅延するという連絡を離陸許可と誤って認識し、それを復唱したあと管制官の応答を確認しないまま別の通信をしていたため、誤りに気付いた管制官の指示を聞くことができなかったと推定されるとしています。

さらに速やかに離陸することに気をとられ、ほかの機体が着陸しようとしていることを目視で確認しなかったということで、運輸安全委員会はこれらのことが原因と考えられると結論づけています。

航空自衛隊はすでに再発防止策を講じたということです。