那覇空港での誤進入 “機長が指示を思い違い” 国の運輸安全委

おととし那覇空港で、韓国の旅客機が管制官の許可のないまま滑走路に進入し、別の旅客機が着陸を途中でやめたトラブルで、国の運輸安全委員会は韓国の旅客機の機長が「滑走路の手前で待機」という指示を「滑走路に入って待機」と思い違いをしていたことなどが原因と考えられるとする調査報告書を公表しました。

おととし7月、那覇空港で、韓国のアシアナ航空の旅客機が、管制官の許可のないまま滑走路に進入し、別の旅客機が同じ滑走路に着陸しようとして着陸を途中でやめてやり直すトラブルがありました。

2つの旅客機の距離は3キロ余りまで近づいていて、国の運輸安全委員会は事故につながりかねない重大インシデントとして調査し、結果を公表しました。

それによりますとアシアナ航空の旅客機の機長は「滑走路手前で待機」という管制官の指示を「滑走路に入って待機」と思い違いをしていたということです。

また副操縦士は、別の作業をしていて気付かず、機長と副操縦士とで管制官の指示を互いに確認する社内規定で定めた手順を踏んでいなかったということです。

運輸安全委員会はこれらのことが原因と考えられると結論づけています。

アシアナ航空は、すでに再発防止策を講じたということです。