先月の貿易統計 輸出額 2年1か月ぶりに前年同月を上回る

先月・12月の日本の輸出額は中国向けの輸出が伸びたことなどから、2018年11月以来、2年1か月ぶりに前の年の同じ月を上回りました。

財務省が発表した貿易統計によりますと、先月の日本の輸出額は前の年の同じ月を2.0%上回り、6兆7062億円でした。

輸出額が前の年の同じ月を上回るのは2018年11月以来、2年1か月ぶりです。

これは中国向けの輸出でプラスチックや銀などの非鉄金属が増えて前の年の同じ月を10.2%上回ったことや、アジア向けで半導体などの製造装置が伸びて6.1%上回り、2か月ぶりに増加に転じたことなどによるものです。

一方、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあって、アメリカへの輸出は航空機部品などが減って0.7%下回り2か月連続で減少し、EU=ヨーロッパ連合向けの輸出は自動車などが減って1.6%の減少となりました。

先月の輸入額は前の年の同じ月を11.6%下回り、5兆9552億円となり、この結果、輸出から輸入を差し引いた先月の貿易収支は7510億円の黒字で、6か月連続の貿易黒字でした。
21日は去年1年間の日本の貿易収支も発表され、世界的な感染拡大に伴う貿易の停滞の影響で、輸出額は前の年と比べて11.1%、輸入額は13.8%、いずれも減少し、輸出入とも2年連続で減少しました。

この結果、貿易収支は6747億円の黒字で、3年ぶりの貿易黒字となりました。