アメリカ政権交代 ドキュメント

アメリカの大統領就任式が20日、日本時間の21日未明に行われ、バイデン新大統領が就任しました。
トランプ前大統領は就任式の前にホワイトハウスを離れ、フロリダへ。前任の大統領不在の就任式は152年前の1869年以来となりました。

歴史的な政権交代をダイジェストでお伝えします。

ホワイトハウス サキ報道官が初会見(日本時間21日午前9時すぎ)

バイデン新政権の発足とともに就任したホワイトハウスのサキ報道官が初めての会見。
「アメリカ国民との信頼を築き直すのがわれわれがもっとも大切にしていくことだ」と述べ多くの主要メディアと対立してきたトランプ政権とは異なるアプローチをとる考えを強調

パリ協定復帰などに署名(日本時間 21日7:20ごろ)

ホワイトハウスで執務を開始。
さっそく、トランプ政権下で離脱した地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」に復帰するための文書に署名した。
新政権によると復帰のための文書を20日付けで国連に提出し、30日後に正式にパリ協定に復帰するという。

さらにトランプ前政権が打ち出していた、WHO=世界保健機関からの脱退の撤回を命じる大統領令に署名。
また、トランプ前政権がテロ対策などを理由にイスラム教徒が多い国からの入国を制限していた措置について、大統領の権限で撤回を命じる文書に署名した。

ホワイトハウス到着(日本時間 21日5:50ごろ)

ファースト・レディーとなったジル夫人や家族とともに大統領として初めてホワイトハウスに。

車を降りて歩く(日本時間 21日 5:45ごろ)

バイデン新大統領はホワイトハウス前の通りでジル夫人と共に大統領専用車を降り、ホワイトハウスまで歩いた。
沿道で見守っていた首都ワシントンのバウザー市長や報道関係者のもとに駆け寄り、拳をあわせてあいさつをする場面も。

アーリントン墓地で献花(日本時間 21日午前4:50ごろ)

バイデン大統領、ハリス副大統領が首都ワシントン近郊のアーリントン国立墓地を訪れ無名戦士の墓に献花。

オバマ元大統領と抱擁

バイデン新大統領は、就任式を終えて出席者と挨拶する中でオバマ元大統領と抱擁。
ブッシュ元大統領やクリントン元大統領とも短い会話をかわした。

バイデン氏演説「民主主義の勝利」(日本時間21日午前1:50~)

バイデン氏が第46代大統領に就任。
就任演説で「民主主義が勝利をおさめた。私の心はアメリカを1つにし国を結束させることにある。すべてのアメリカ国民に加わって欲しい」と国民に結束を呼びかけた。

バイデン氏が宣誓(日本時間 21日午前1:45)

ジョー・バイデン氏が就任式で宣誓

カマラ・ハリス氏が宣誓(日本時間 21日午前1:35)

新しい副大統領となるカマラ・ハリス氏が宣誓。
ハリス氏は女性としてまた黒人としてアメリカ史上初めての副大統領に。

トランプ氏フロリダ着 支持者が迎える(日本時間21日1:30ごろ)

フロリダ州の空港に着いたトランプ氏は車で自身の邸宅へ。
沿道には大勢の支持者らがつめかけた。
トランプ氏は支持者らに手を振って笑顔で応えた。

レディー・ガガさんが国歌(日本時間 21日午前1:30)

歌手のレディー・ガガさんがアメリカ国歌を独唱。

台湾代表が初めて正式に招待される

アメリカにある台湾当局の代表機関「駐米台北経済文化代表処」は蕭美琴代表がバイデン新大統領就任式の実行委員会から招待を受けたと発表。台湾の与党・民進党によると、台湾の大使にあたる代表が正式な招待を受けて就任式に出席するのは1979年にアメリカと外交関係がなくなってから初めて。
蕭代表は就任式が始まる前、会場の連邦議会議事堂を背にして「民主主義は私たちの共通の言語であり、自由は私たちの共通の目標だ。次の政権と協力して互いの価値と利益を高めていくことを楽しみにしている」と話す動画をツイッターに投稿した。

大統領就任式始まる(日本時間 21日午前1:20ごろ)

オバマ元大統領夫妻やブッシュ元大統領夫妻、クリントン元大統領夫妻、そしてペンス副大統領夫妻などが参列して就任式始まる。

厳戒態勢の中 就任式

通常、就任式では会場周辺に多くの人が集まり、祝賀ムードに包まれる。
しかし今回は新型コロナウイルス対策でパレードは行われない上、今月6日に連邦議会で起きた乱入事件を受けて議事堂周辺への立ち入りが厳しく制限されるなど厳戒態勢のなかでの極めて異例の式典となった。

バイデン氏が就任式会場に到着(日本時間 21日午前0:39)

大統領就任式の会場である首都ワシントンの連邦議会議事堂にバイデン氏が到着。このあと日本時間の午前2時にあわせて宣誓し、第46代大統領に就任する。

バイデン氏が就任式前にツイート(日本時間 21日午前0時ごろ)

大統領に就任するバイデン氏が、就任式を前にツイッターに投稿。「きょうはアメリカの新しい日だ」と決意を示した。
また、ジル夫人と手を取り合う動画とともに「この先の旅をあなたと共にすることをこのうえなく感謝する」と投稿。

トランプ大統領 フロリダへ(日本時間 20日午後11時頃)

トランプ大統領は大統領専用機でフロリダ州に向かった。バイデン氏と顔をあわせないまま。
大統領就任式では前任の大統領が参列して新大統領の誕生を祝うのが恒例で、平和的な権力の移行の象徴とも受け止められているがトランプ大統領は欠席。152年前の1869年以来の前任の大統領不在の式典に。

トランプ大統領 最後の演説(日本時間 20日午後10時半ごろ)

首都ワシントン郊外の軍の基地で離任の式典が行われ、トランプ大統領は「多くのことを成し遂げた、信じられない4年間だった。この場に来てくれた私の家族や友人たち、スタッフの懸命な努力に感謝したい」と述べた。
そして経済や雇用、新型ウイルスのワクチン開発などに言及し、自らの実績だと強調した上で「次の政権には強い幸運と大きな成功を祈っている。すばらしいことができる素地ができている」とバイデン次期政権にエールをおくった。

トランプ氏 ホワイトハウス離れる(日本時間 20日午後10時過ぎ)

トランプ大統領は、バイデン氏の就任式をおよそ3時間後に控えた現地時間20日午前8時すぎ、日本時間の午後10時すぎ、ホワイトハウスをヘリコプターであとにした。