緊急事態宣言の11都府県 感染状況「6つの指標は」(19日時点)

政府の分科会は感染状況を示す4つのステージのうち、どのステージにあるか判断するための指標として、
▼「病床のひっ迫具合」、
▼「療養者数」、
▼「PCR検査の陽性率」、
▼「新規感染者数」、
▼「直近1週間と前の週の感染者数の比較」、
▼「感染経路が不明な人の割合」の、
6つを挙げています。

内閣官房によりますと、今月19日時点で、緊急事態宣言が出た11の都府県では、いくつもの指標で最も深刻な「ステージ4」の目安の値を超えています。

1 病床のひっ迫

病床のひっ迫具合です。

病床使用率は、ステージ3が20%、ステージ4は50%が目安です。

病床全体の使用率は、
▼東京都で73.5%、
▼埼玉県で63.3%、
▼千葉県で55.1%、
▼神奈川県で49.6%、
▼栃木県で59.6%、
▼愛知県で65.3%、
▼岐阜県で64.6%、
▼大阪府で74.2%、
▼兵庫県で77.0%、
▼京都府で37.9%、
▼福岡県で59.7%です。

このうち重症者用の病床は、
▼東京都で104.6%、
▼埼玉県で41.0%、
▼千葉県で25.0%、
▼神奈川県で56.0%、
▼栃木県で43.5%、
▼愛知県で49.6%、
▼岐阜県で29.4%、
▼大阪府で67.8%、
▼兵庫県で56.7%、
▼京都府で40.7%、
▼福岡県で26.4%となっています。

2 療養者数

療養者数は人口10万人当たり、ステージ3が15人、ステージ4は25人が目安です。

▼東京都で145.7人、
▼埼玉県で89.6人、
▼千葉県で96.2人、
▼神奈川県で70.0人、
▼栃木県で64.5人、
▼愛知県で45.1人、
▼岐阜県で31.5人、
▼大阪府で72.1人、
▼兵庫県で35.4人、
▼京都府で59.0人、
▼福岡県で76.4人です。

3 検査陽性率

最近1週間のPCR検査などの陽性率です。

目安の値はステージ3、ステージ4ともに10%です。

▼東京都で11.1%、
▼埼玉県で7.8%、
▼千葉県で13.1%、
▼神奈川県で19.9%、
▼栃木県で7.9%、
▼愛知県で9.7%、
▼岐阜県で8.1%、
▼大阪府で8.2%、
▼兵庫県で11.9%、
▼京都府で10.1%、
▼福岡県で7.7%となっています。

4 新規感染者数

人口10万人当たりの新規感染者はステージ3が15人、ステージ4は25人が目安です。

▼東京都で77.4人、
▼埼玉県で42.2人、
▼千葉県で51.1人、
▼神奈川県で66.4人、
▼栃木県で27.7人、
▼愛知県で25.4人、
▼岐阜県で25.0人、
▼大阪府で42.5人、
▼兵庫県で32.4人、
▼京都府で36.5人、
▼福岡県で40.5人となっています。

5 直近1週間と前の週の新規感染者数の比較

直近の1週間とその前の週の感染者数の比較は、目安の値はステージ3、ステージ4ともに1倍です。

▼東京都で0.9倍、
▼埼玉県で1.1倍、
▼千葉県で1.1倍、
▼神奈川県で1.2倍、
▼栃木県で0.6倍、
▼愛知県で0.9倍、
▼岐阜県で0.9倍、
▼大阪府で1.0倍、
▼兵庫県で1.0倍、
▼京都府で1.0倍、
▼福岡県で1.0倍となっています。

6 感染経路不明者の割合

最後に感染経路が不明な人の割合です。目安の値はステージ3、ステージ4ともに50%です。

▼東京都で60.4%、
▼埼玉県で41.5%、
▼千葉県で68.6%、
▼神奈川県で52.9%、
▼栃木県で38.3%、
▼愛知県で36.4%、
▼岐阜県で18.5%、
▼大阪府で59.8%、
▼兵庫県で23.0%、
▼京都府で33.6%、
▼福岡県で43.1%でした。