アリババグループ ジャック・マー氏 3か月ぶり姿 中国メディア

中国のネット通販最大手「アリババグループ」の創業者、ジャック・マー氏は、中国の金融当局を批判するスピーチをしてから公の場に姿を見せず、消息が注目されていましたが、20日、オンラインで開かれた催しでおよそ3か月ぶりに姿を見せたと、地元メディアが伝えました。

ジャック・マー氏は、去年10月に中国の金融当局を批判するスピーチをしたあと、公の場に姿を見せず、その消息が海外メディアなどから注目されていました。

こうした中、中国共産党系のメディア「環球時報」の英語版などは20日、マー氏がみずから設立した財団のオンラインの催しに参加したと伝えました。

マー氏が姿を見せたのはおよそ3か月ぶりで、映像では、リラックスした表情であいさつしましたが、この間の動静や現在の居場所については言及しませんでした。

「アリババグループ」は、去年11月には傘下の企業の株式上場が当局からの指導で延期に追い込まれたほか、先月には独占的な立場を利用した疑いで中国政府がアリババへの調査を始めました。

こうした当局の規制強化を受け、香港株式市場でのアリババの株価は大幅に下落していましたが、マー氏が20日に姿を見せたと伝えられたことで、一時、10%以上上昇しました。