国会 きょうから代表質問 新型コロナ対策めぐり与野党論戦へ

国会は18日、菅総理大臣の施政方針演説など政府4演説が行われたことを受けて、20日から3日間、衆参両院で各党の代表質問が行われます。

初日は衆議院本会議で、自民党の二階幹事長や立憲民主党の枝野代表らが質問に立ちます。

この中で二階幹事長は、菅総理大臣が来月下旬までの開始を目指すとしている新型コロナウイルスのワクチン接種の見通しや準備状況のほか、対策の実効性を高めるために特別措置法などを改正する必要性について、説明を求めることにしています。

また、憲法改正論議の進め方や、この夏の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けた準備状況も質問することにしています。

一方、枝野代表は、緊急事態宣言の発出が遅れるなど、政府の対応が後手に回ってきたことが感染の拡大を招いたとして菅総理大臣の責任を追及するとともに、医療現場や事業者への支援や、検査体制の強化などを求めることにしています。

また、東日本大震災からの復興に向けた姿勢や、脱炭素社会の実現に向けた取り組みなどもただすことにしていて、与野党の論戦が始まります。