林業大学校を宇都宮に開校へ 将来の労働力不足を懸念 栃木県

将来的な林業の人材不足が懸念されている栃木県は、林業に携わる若手を育成しようと、宇都宮市に新たに林業大学校を開校する方針を固め、必要な経費およそ1億3000万円を新年度の当初予算案に計上することが分かりました。

林業が盛んな栃木県では、おととしの段階で林業に携わる人のおよそ16%が65歳以上となるなど、担い手の高齢化が進んでいて、将来的な労働力不足が懸念されています。

こうした中、県は、林業に携わる人材を育成する「林業大学校」を新たに開校する方針を固めました。

県の関係者によりますと、大学校は1年制で宇都宮市に設置される予定で、主に新規の就業を目指す若い世代を対象に、林業に関わる技術や知識を学んでもらう予定だということです。

県は、施設の整備や具体的なカリキュラムの検討などの費用として、およそ1億3000万円を新年度の当初予算案に計上する方針です。

さらに県は、林業を将来的に成長産業にすることを目的に、最新の機械など、未来技術を導入した「スマート林業」の推進に向けた経費としておよそ1億9300万円も計上する方針で、県をあげて林業の活性化を進めていく方針です。