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JR西日本 2月に1日1000人の「一時帰休」実施 去年5月以来2回目

JR西日本は、11の都府県に緊急事態宣言が出され、鉄道利用者のさらなる減少が見込まれるとして、来月1か月間、1日当たり1000人の社員を休ませる「一時帰休」を実施することを決めました。
JR西日本によりますと、一時的に仕事を休ませる「一時帰休」の対象となるのは、駅員や乗務員、それに、本社や支社で勤務する社員などおよそ2万7500人で、来月1日から1か月間、1日当たりおよそ1000人を日替わりで休業させるということです。

すでに、山陽新幹線などの利用者が大幅に落ち込む中、JR西日本では東京や大阪など、11の都府県に緊急事態宣言が出て、一層の利用者の減少が見込まれるとして、来月から北陸新幹線や関西を走る特急列車の運行本数を削減します。

これに伴い、業務量が減ることに対応する措置だということです。

JR西日本は、休業させた社員の基本給については、雇用調整助成金を活用するなどして全額を支払うとしています。

JR西日本は、去年5月にも「一時帰休」を実施していて、今回で2回目になります。

このほか、JR東海も今月25日から1日当たり400人規模で「一時帰休」を実施するとしています。

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