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中国 習主席 来年の北京五輪・パラ競技会場を視察 開催へ自信

来年、中国の北京で開かれる予定の冬のオリンピック・パラリンピックを前に、習近平国家主席が競技会場を訪れて準備状況を視察し、大会の開催に向けて自信を示しました。
中国の北京では、来年2月に冬のオリンピックが、3月にはパラリンピックが開催され、2008年の夏の大会と合わせて史上初めて夏冬両方の大会を実施する都市となります。

国営メディアによりますと、習近平国家主席は、18日と19日の2日間、北京市内と隣接する河北省の張家口を訪れ、スキーやスケートの競技会場を視察しました。

習主席は、それぞれの会場で、施設の建設状況や大会に向けた選手の準備状況などについて説明を受け、「準備が順調に進み、練習の効果も上がっていて、安心した。大会の成功に自信がある」と述べたということです。

ただ、中国では今月に入り、河北省を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大していて、冬場に行われる大会の開催に向けて、感染対策をどう徹底させるかが課題になっています。

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