緊急事態宣言の11都府県 感染状況「6つの指標」は(18日時点)

政府の分科会は感染状況を示す4つのステージのうち、どのステージにあるか判断するための指標として、
▼「病床のひっ迫具合」、
▼「療養者数」、
▼「PCR検査の陽性率」、
▼「新規感染者数」、
▼「直近1週間と前の週の感染者数の比較」、
▼「感染経路が不明な人の割合」の6つを挙げています。

内閣官房によりますと、今月18日時点で、緊急事態宣言が出た11の都府県では、いくつもの指標で最も深刻な「ステージ4」の目安の値を超えています。

1 病床のひっ迫

まず病床のひっ迫具合です。

病床使用率はステージ3が20%、ステージ4は50%が目安です。

病床全体の使用率は
▼東京都で75.3%、
▼埼玉県で63.9%、
▼千葉県で55.1%、
▼神奈川県で48.4%、
▼栃木県で63.4%、
▼愛知県で64.4%、
▼岐阜県で64.5%、
▼大阪府で75.7%、
▼兵庫県で78.2%、
▼京都府で36.4%、
▼福岡県で58.0%です。

このうち重症者用の病床は
▼東京都で100%、
▼埼玉県で39.5%、
▼千葉県で22.8%、
▼神奈川県で55.5%、
▼栃木県で45.7%、
▼愛知県で47.9%、
▼岐阜県で37.3%、
▼大阪府で69.8%、
▼兵庫県で62.5%、
▼京都府で40.7%、
▼福岡県で26.4%となっています。

2 療養者数

続いて療養者数は人口10万人当たり、ステージ3が15人、ステージ4は25人が目安です。

▼東京都で149.3人、
▼埼玉県で88.1人、
▼千葉県で98.1人、
▼神奈川県で68.6人、
▼栃木県で71.2人、
▼愛知県で47.0人、
▼岐阜県で32.2人、
▼大阪府で73.5人、
▼兵庫県で37.5人、
▼京都府で54.9人、
▼福岡県で74.7人です。

3 検査陽性率

最近1週間のPCR検査などの陽性率です。

目安の値はステージ3、ステージ4ともに10%です。

▼東京都で11.7%、
▼埼玉県で8.4%、
▼千葉県で13.4%、
▼神奈川県で19.9%、
▼栃木県で7.6%、
▼愛知県で8.9%、
▼岐阜県で6.6%、
▼大阪府で8.8%、
▼兵庫県で13.0%、
▼京都府で10.5%、
▼福岡県で9.8%となっています。

4 新規感染者数

人口10万人当たりの新規感染者はステージ3が15人、ステージ4は25人が目安です。

▼東京都で75.5人、
▼埼玉県で40.0人、
▼千葉県で49.9人、
▼神奈川県で66.4人、
▼栃木県で29.0人、
▼愛知県で23.9人、
▼岐阜県で23.5人、
▼大阪府で40.8人、
▼兵庫県で31.4人、
▼京都府で35.2人、
▼福岡県で40.5人となっています。

5 直近1週間と前の週の新規感染者数の比較

直近の1週間と、その前の週の感染者数の比較は、目安の値はステージ3、ステージ4ともに1倍です。

▼東京都で0.8倍、
▼埼玉県で1.0倍、
▼千葉県で1.2倍、
▼神奈川県で1.2倍、
▼栃木県で0.6倍、
▼愛知県で0.8倍、
▼岐阜県で0.8倍、
▼大阪府で0.9倍、
▼兵庫県で1.0倍、
▼京都府で1.0倍、
▼福岡県で1.0倍となっています。

6 感染経路不明者の割合

最後に感染経路が不明な人の割合です。

目安の値はステージ3、ステージ4ともに50%です。

▼東京都で56.6%、
▼埼玉県で39.7%、
▼千葉県で82.9%、
▼神奈川県で55.9%、
▼栃木県で34.5%、
▼愛知県で42.2%、
▼岐阜県で21.7%、
▼大阪府で46.6%、
▼兵庫県で37.7%、
▼京都府で29.2%、
▼福岡県で42.0%でした。