神戸に入港予定 貨物船の10人 コロナ感染確認 香港発 中国経由
神戸港に入る予定だった貨物船の船員10人が、検疫の検査で新型コロナウイルスに感染していたことが新たに確認されました。
国内の港の検疫所で感染が確認されたのは、去年2月のクルーズ船の集団感染以来です。
厚生労働省によりますと、感染が確認されたのは、いずれも外国籍で20代から50代までの男性10人です。
10人は貨物船の船員で、今月13日に香港を出発し、中国南部の深センで積み荷を降ろしたあと、神戸港に入る予定でした。
しかし18日、貨物船側から「船内で発熱している人がいる」と検疫所に連絡があり、船員全員を検査した結果、10人の感染が確認されたということです。
10人は現在、検疫所が用意した療養施設に入っていて、陰性だった13人の船員は船内にとどまっているということです。
国内の港の検疫所で新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、去年2月にクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で集団感染が判明して以来です。
※センは土偏に川