「最上川の舟下り」 感染対策で座席を対面式から前向きに 山形

山形県の観光名物の1つ、戸沢村の「最上川の舟下り」について、運航する会社は新型コロナウイルスの感染対策を強化することで観光需要を回復させようと、一部の船の座席を対面式から前向きに改造し、早ければ来月にも運航を始めることになりました。

山形県戸沢村の「最上川の舟下り」は、紅葉や雪景色など1年を通して雄大な景観を楽しめることから、国内外から多くの観光客が訪れる観光名物となっています。

しかし、新型コロナウイルスの影響で去年の利用者は3万3000人余りと、おととしの4割以下にとどまりました。

半世紀以上にわたってこの舟下りを運航する「最上峡芭蕉ライン観光」は、新型コロナウイルスの感染対策を強化することで観光需要を回復させようと、16そうの船のうち2そうを改造することになりました。

具体的には、対面式になっている座席を前向きに改造し、定員を60人からほぼ半分の32人に減らすほか、飛まつを防ぐためのパーティションを席ごとに設けるよう改め、早ければ来月にも運航を始める予定です。

「最上峡芭蕉ライン観光」の鈴木富士雄社長は「安全安心とコロナ対策を兼ね備えた船なので、まずは県内や隣県の方々に利用してもらえれば」と話しています。