大相撲 九重親方や力士4人が新型コロナ「陽性」

日本相撲協会は、初場所前に力士4人の新型コロナウイルスへの感染がわかった九重部屋で、新たに師匠の九重親方と幕下以下の力士4人が検査で陽性と判定されたと発表しました。

日本相撲協会の芝田山広報部長によりますと九重部屋の力士など10人が18日、新型コロナウイルスのPCR検査を受けたところ、元大関・千代大海の九重親方と幕下以下の力士4人の合わせて5人が新たに陽性と判定されたということです。

幕下以下の力士4人は、19日に入院するということです。

九重部屋では初場所前日の今月9日に、前頭13枚目の千代翔馬と十両5枚目の千代鳳など力士4人の感染がわかっていて、これで九重部屋で陽性と判定されたのは9人となりました。

相撲協会は最初に感染が判明した力士と濃厚接触の可能性があるとして九重部屋の力士や親方など所属する協会員全員を初場所初日からすでに休場させていました。

日本相撲協会の芝田山広報部長は「陽性者が出た相撲部屋を部屋単位でロックアウトし、全員を休場させた対応はよかったということだ」と話しました。