東京 杉並区 新型コロナ 2病院で40人~50人規模クラスター発生

東京 杉並区は、区内の2つの病院でそれぞれ40人から50人規模の感染者の集団=クラスターが発生したと発表しました。

このうち、河北総合病院では今月12日に職員1人と入院患者2人の感染が確認され、その後も感染者が相次ぎ、18日までに職員13人、入院患者27人の合わせて40人の感染が確認されました。

病院では新規の入院や救急の受け入れを停止しています。

この病院では新型コロナウイルスの感染者の専用病棟がありますが、今回、クラスターが発生したのは別の病棟で、関連は低いとしています。

一方、河北前田病院では今月15日に職員4人の感染が分かり、18日までに職員10人、入院患者46人の合わせて56人の感染が確認されました。

病院では18日から外来の受け入れを休止していて、薬を必要とする通院患者には電話で対応するということです。

杉並区ではいずれの病院でも院内で感染者の集団=クラスターが発生したとして、職員や入院患者のPCR検査を進めて感染状況を調べています。