米議会 バイデン新政権の人事承認に向けた公聴会延期

アメリカ議会では、バイデン次期大統領が指名した閣僚・高官人事の承認に向けた公聴会が15日から始まる予定でしたが、直前で延期されました。
バイデン氏側は、速やかに国家安全保障の態勢を築く必要があるとして議会に早期の承認を求めました。

アメリカ議会上院ではバイデン次期大統領が指名した新政権の閣僚・高官人事の承認に向けた公聴会を15日から始める計画で、情報機関を統括する国家情報長官に指名されたヘインズ氏の公聴会が予定されていました。

しかし、上院の情報委員会は14日夜、公聴会を来週に延期すると発表しました。

委員会は、延期の理由を明らかにしていませんが、アメリカのメディアは、オンラインで公聴会が行われることに与党・共和党側が反対したためだと伝えています。

バイデン氏の政権移行チームの報道官は声明を発表し、「公聴会の延期に失望している。特にこの危機下においては速やかに国家安全保障の指導者を配置する必要がある」として、議会に早期の承認を求めました。

アメリカでは、政権発足と同時に安全保障問題を担う閣僚が就任し、有事に備える態勢を築くのが通例で、バイデン次期大統領も来週20日の就任にあわせて、まずは外交・安全保障を担う閣僚の承認を訴えています。