“お粗末”避難訓練に市長が立腹 改めて抜き打ち訓練へ

阪神・淡路大震災が発生した1月17日を前に、15日、淡路島と橋で結ばれている徳島県の鳴門市役所で毎年恒例の防災訓練が行われましたが、参加した職員が緊張感に欠け、市長が異例の強い口調で反省を促すとともに改めて抜き打ちの訓練をすることになりました。

鳴門市の防災訓練は、阪神・淡路大震災が発生した1月17日に合わせて毎年この時期に行われていて、今回は震度5弱の地震が起き、1階の給湯室から出火したという想定で行われました。

訓練が始まって館内放送が流れましたが、職員が行うべき初期消火や来庁者役の人への避難誘導、さらに避難場所の駐車場への移動もスムーズに行われませんでした。

緊張感に欠けた訓練に泉市長は立腹し、最後に講評で「緊張感、切迫感が全く伝わってこない。腹が立ちました。これで鳴門市役所に市民が安心感を持ちますか」と異例の強い口調で職員に猛省を促し、近く改めて抜き打ちで訓練を行うことを伝えて締めくくりました。

泉市長は「今回の訓練は特にひどいものだった。本来であればしっかりと取り組める職員だけに強い口調になった」と話しました。

総務課の喜多剛士副課長は「市長の厳しい言葉はあってしかるべきだった。職員への意識啓発を行い、訓練を訓練と思わず緊張感を持ってほしい」と話していました。