首都圏の人出はどうなった?渋谷は増加 横浜 千葉などは…

首都圏の1都3県に政府が緊急事態宣言を出して1週間がたちました。14日、日中の主な地点の人出は、いずれも1回目の宣言の時よりも多くなっていました。
場所によっては1週間前の7日より増えていました。

日中の人出

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て、個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使い、14日午前6時から午後6時までの人の数を分析しました。

その結果、1都3県の主な地点の日中の人出は、去年、1回目の緊急事態宣言が出ていた時の平日の平均を上回りました。

また1週間前の7日と比べても場所によって人出は増えていました。

都内では、渋谷スクランブル交差点付近で1週間前より14%増え、去年の宣言時と比べても44%増加しました。
一方、新宿・歌舞伎町付近は1週間前より31%減少しましたが、去年の宣言時と比べると45%増加、銀座付近は1週間前と比べて17%減少しましたが、去年の宣言時と比べると83%増加、六本木付近は1週間前と比べて11%減少しましたが、去年の宣言時と比べると11%増加、東京駅付近は1週間前と比べて12%減少しましたが、去年の宣言時と比べると55%増加しました。
東京都以外の3県では、大宮駅付近が1週間前より31%増え、去年の宣言時と比べても123%、およそ2.2倍に、千葉駅付近も1週間前より28%増え、去年の宣言時と比べても66%増加しました。

横浜駅付近は1週間前より13%減少しましたが、去年の宣言時と比べると60%増加しました。

夜間の人出

一方、政府が飲食店などに営業時間の短縮を呼びかけている夜間の人出も14日の1都3県の主な地点では、いずれも多く、場所によっては1週間前の7日より増えていました。

夜間の人出は14日午後6時から15日午前0時までの人の数で分析しました。

都内では、渋谷スクランブル交差点付近で1週間前より26%増え、去年の宣言時と比べても136%、およそ2.3倍に増加しました。

一方、新宿・歌舞伎町付近は1週間前より32%減少しましたが、去年の宣言時と比べると70%増加、銀座付近は1週間前と比べて29%減少しましたが、去年の宣言時と比べると263%とおよそ3.6倍に、六本木付近は1週間前と比べて22%減少しましたが、去年の宣言時と比べると49%増加、東京駅付近は1週間前と比べて5%減少しましたが、去年の宣言時と比べると79%増加しました。
東京都以外の3県では、大宮駅付近が1週間前より31%増え、去年の宣言時と比べても135%、およそ2.3倍に、千葉駅付近も1週間前より31%増え、去年の宣言時と比べても106%、およそ2倍に増加しました。

横浜駅付近は1週間前より2%減少しましたが、去年の宣言時と比べると93%増加しました。