半導体大手 台湾TSMC 売り上げ 最終利益とも過去最高に

半導体の受託生産で世界最大手の台湾のTSMCが14日に発表した去年1年間の決算は、高速・大容量の通信規格5G関連などの需要が旺盛だったことから、売り上げ、最終利益とも過去最高となりました。

発表によりますと、TSMCの去年1年間の決算は、
▽売り上げが前の年より25.2%増えて1兆3392億台湾元、日本円にしておよそ4兆9600億円、
▽最終的な利益は50%増えて5178億台湾元、およそ1兆9200億円で、
いずれも過去最高となりました。

5Gに対応したスマートフォンや、新型コロナウイルス感染拡大後のテレワークの普及によるパソコン関連の需要が旺盛だったことなどによるものです。

ことしの見通しについてTSMCは、メモリーを除く半導体の世界市場が8%成長し、会社の売り上げはドルベースで15%増えると見込んでいます。

需要の拡大にこたえるため、台湾で工場を増やすほか、アメリカのアリゾナ州にも新たに工場をつくることにしていて、ことしの設備投資は最大で280億ドル、およそ2兆9000億円に達するとしています。

また、日本に研究開発センターの設置を検討していることを明らかにしました。