米国連大使 台湾総統とオンライン会談 台湾支持の立場強調

アメリカのクラフト国連大使は台湾の蔡英文総統とオンラインで会談し、民主主義勢力の側として台湾を支持し続けるという立場を強調しました。

会談は日本時間の14日行われ、終了後、クラフト大使はツイッターに「新型コロナウイルス対策など、台湾が世界の模範となっている多くの点について話し合った」と投稿しました。

そして、「中国の妨害により、WHO=世界保健機関の総会を含む国連の場で台湾のこうした成功を共有できない」として、台湾の国際機関への参加拡大に反対する中国を批判しました。

そのうえで「アメリカは友人、パートナーとして台湾の側に立ち続け、台湾と肩を並べて民主主義の支柱であり続けると蔡総統にはっきり伝えた」としています。

台湾の総統府によりますと、蔡総統はクラフト大使の台湾に対する「揺るぎない支持」に感謝し、「台湾が善良な勢力であり、重要なパートナーでもあることを世界に知らしめ続ける」と述べたということです。

クラフト大使は、これまでも台湾の国際機関への参加拡大を支持する態度を公にしていて、1971年に台湾が国連を脱退したあと、アメリカの現職の国連大使としては初めて、13日から台湾を訪問する予定でしたが、直前で中止となっていました。

中国「いかなる米台交流に反対」

これについて、中国外務省の趙立堅報道官は、14日の記者会見で「中国は、いかなる形式であろうと、アメリカと台湾との公的な交流に反対する」と述べ反発しました。

そのうえで、「アメリカは、『1つの中国』の原則を守り、中国の内政への干渉をやめるべきだ。中国は、国家の利益と尊厳を守るため、あらゆる必要な措置をとる」と述べ、強くけん制しました。