韓国 コロナ感染者減少へ “会食の人数制限が効果” 継続検討

韓国では新型コロナウイルスの1日当たりの感染者数が1月初めにかけて1000人を超える日が出ていました。ただ今週に入ってから4日連続で500人前後に減少していて、韓国の疾病管理庁は会食の人数を制限する措置などが「効果を上げている」として、政府はこの措置を継続するかどうか検討しています。

韓国では12月24日に新型コロナウイルスの1日当たりの感染者数がこれまでで最も多い1241人となり、1月初めにかけて1000人を超える日が断続的に続いていました。

一方、韓国の疾病管理庁によりますと新たに確認された感染者の数は13日、524人だったと発表し、13日までの4日連続で500人前後で推移しています。

これについて疾病管理庁の担当者は14日午後の会見で「先月から5人以上の会食をはじめとした私的な会合を禁止した措置などが効果をあげている」と述べました。

韓国では会食での人数制限などに違反した場合は
▽飲食店に対して最大で300万ウォン、日本円にして28万円余り、
▽客には最大で10万ウォン、9000円余りの過料が科されています。

韓国政府は当初、この措置を1月17日までとしていましたが、措置を継続するかどうか、感染状況もみながら検討することにしています。