米大統領就任式の特別警戒 前倒しで開始 連邦議会乱入事件受け

アメリカでトランプ大統領の支持者らが連邦議会に乱入した事件を受けて、首都ワシントンではバイデン次期大統領の就任式に向けた特別警戒が当初の予定を前倒しして始まり、中心部の道路が封鎖されるなど厳重な警戒態勢が敷かれています。

1月20日に行われるバイデン次期大統領の就任式に向けて首都ワシントンでは前日の19日から特別警戒態勢が敷かれることになっていました。

しかし、1月6日、トランプ大統領の支持者らが連邦議会に乱入した事件を受けて当初の予定が前倒しされ、13日から、特別警戒が始まりました。

就任式が行われる連邦議会議事堂やホワイトハウスの周辺など中心部では、広い範囲でコンクリートブロックなどで道路が封鎖され、一般の車両は通行できなくなっています。

また、中心部の建物では騒乱に備えてガラスの窓を板で覆う作業が急ピッチで進められていて、就任式を1週間後に控え、早くも緊張感が高まっています。

首都ワシントンの警察幹部は記者会見で、警戒のため動員される州兵は、2万人以上に上る見通しであることを明らかにしました。

通常、就任式には全米から数十万の人が訪れますが、新型コロナウイルスの感染拡大に加えて、選挙結果に不満を持つ人たちの抗議デモが計画されているという情報もあり、首都ワシントンのバウザー市長が混乱を避けるため就任式の現場を訪れないよう呼びかける異例の事態となっています。