交通事故の減少で自賠責保険料 2年連続引き下げへ

新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛などで交通事故が減少していることから自動車やバイクを持つ人に加入が義務づけられている自賠責=自動車損害賠償責任保険の保険料は、ことし4月の契約分から2年連続で引き下げられることになりました。

自賠責保険は、交通事故に備えて自動車やバイクを持つ人に加入が義務づけられている強制保険で、金融庁の審議会が毎年、保険料が妥当か検討しています。

13日、オンラインで開かれた審議会では損保業界や金融庁の担当者が、自動ブレーキをはじめとした安全技術の普及に加えて、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛を背景に去年1年間に交通事故で死亡した人は、初めて3000人を下回ったことなどを説明しました。

自賠責保険は、利益や損失が出ないよう運営される仕組みで、交通事故の減少に伴って実際に支払った保険金も想定より少なくなっていることなどからことし4月の契約分から保険料を引き下げる方針が了承されました。

自賠責の保険料は、去年4月の契約分から平均で16%余り引き下げられていて、2年連続の引き下げとなります。

金融庁の審議会は、今月18日に開く次回の会合で具体的な引き下げ幅を決めることにしています。