大雪で立往生相次いだ富山 除雪車出動の判断に遅れ 状況が悪化

大雪の影響で、富山県内では車の立往生や渋滞が相次ぎましたが、帰宅ラッシュの渋滞と重なるなどとして除雪車を出動させる判断が遅れ、さらに状況が悪化していたことが富山県への取材でわかりました。
県は検証を進めることにしています。

富山県によりますと、大雪は今月7日の午後から本格化し、夕方になって積雪が10センチと除雪車の出動基準に達しました。

しかし富山県は、帰宅ラッシュの時間帯と重なり除雪車を出動させるとかえって渋滞が激しくなるおそれがあるとして、出動させなかったということです。

その後も予想を超える降雪が続いて道幅が狭くなり、除雪車が立往生する車とすれ違えなくなるおそれが出てきたことから、さらに出動が遅れたということです。

このため本格的な除雪作業が始まるのが8日の昼ごろまでずれ込み、県は、こうした除雪車出動の遅れが立往生や渋滞の状況をさらに悪化させたとみています。

富山県は3年前の豪雪で福井県で大規模な立往生が発生したことを受けて除雪車を20台余りと、県道に設置する監視カメラの数を12か所、それぞれ増やしていました。

県は、強化した体制を十分に活用できなかったとして、検証を進めることにしています。