東京都 新型コロナ 13人死亡 1433人感染 水曜日で2番目の多さ

東京都は13日、水曜日としては2番目に多い1433人が都内で新たに新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1000人を超えるのは11日以来です。

また、都は、感染が確認された13人が死亡したことを明らかにし、このうち80代の男性は自宅療養中に症状が悪化しましたが入院先が見つからず、その後、亡くなったということです。

東京都は、13日新たに10歳未満から90代までの男女合わせて1433人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

水曜日としては、先週の1月6日の1591人に次いで2番目に多くなりました。

都内では1月5日から7日連続で1000人を上回っていましたが、12日は970人でした。

1000人を超えるのは11日以来です。

都の担当者は「3連休明けで検査数が少ないことが影響していて、感染者が減っているという認識は持っていない。仕事始め以降の感染が出始めていて、そこからさらに広がっていく悪循環にならないか懸念している」と話しています。

年代別では、
▽10歳未満が25人、
▽10代が95人、
▽20代が394人、
▽30代が275人、
▽40代が202人、
▽50代が198人、
▽60代が101人、
▽70代が70人、
▽80代が61人、
▽90代が12人です。

13日の1433人のうち、
▽およそ36%に当たる524人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、
▽およそ63%の907人はこれまでのところ感染経路が分かっていないということです。

このほか、オランダとアジア地域への渡航歴がある人が1人ずついるということです。

濃厚接触者の内訳は、
▽「家庭内」が最も多く302人、
▽「施設内」が65人、
▽「職場内」が49人、
▽「会食」が41人などとなっています。

このうち「施設内」では、8つの医療機関で患者と職員合わせて17人が、13の高齢者施設で利用者と職員あわせて33人が感染したということです。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて7万8566人になりました。

一方、都の基準で集計した13日時点の重症の患者は、12日より3人減って141人でした。

また、都は、感染が確認された50代から90代の男女13人が死亡したことを明らかにしました。

このうち80代の男性は自宅療養中だった今月8日に症状が悪化し、保健所が入院の調整を行いましたが受け入れ先の医療機関が見つからず、その3日後の11日、亡くなったということです。

これで都内で死亡した人は合わせて704人になりました。