北朝鮮 総書記選出のキム氏 核・ミサイル開発推進の姿勢強調

北朝鮮で開かれていた朝鮮労働党の党大会が閉会し、総書記に選出されたキム・ジョンウン(金正恩)氏が演説で、核・ミサイル開発を推し進める姿勢を改めて強調しました。
今月17日には最高人民会議が開かれ、党大会の結果を受けて、人事などが決まる見通しです。

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、今月5日から開かれていた党大会が12日に閉会したことを伝え、総書記に選出されたキム・ジョンウン氏による締めくくりの演説の映像を放送しました。
この中でキム氏は「核戦争抑止力をより強化しながら、最強の軍事力を育てるためにすべてを尽くさないといけない」と述べ、核・ミサイル開発を推し進める姿勢を改めて強調したということです。

また、各地の代表からなる最高人民会議が、今月17日に開かれることもあわせて発表され、党大会の結果を受けて、法律の改正や人事などが決まる見通しです。
一方、13日、キム氏の妹のヨジョン(金与正)氏の談話が出され、韓国軍が軍事パレードの動きをつかんだと発表したことについて「他人の祝賀行事について軍事機関が出てきて『状況をとらえた』などと表現し、敵対的な警戒心を示している」と非難しました。

ヨジョン氏は、党大会でこれまで務めていた党の政治局員候補に選出されず、談話の肩書も「第1副部長」から「副部長」になっていますが、依然として存在感を示しています。