米ポンペイオ国務長官 アルカイダの新たな本拠地とイラン非難

アメリカのポンペイオ国務長官は、中東のイランが国際テロ組織アルカイダの新たな本拠地になっていると主張し、非難しました。
一方、イラン側は「戦争を引き起こすためのうそだ」と、強く反発しています。

アメリカのポンペイオ国務長官は12日、首都ワシントンで講演しました。

この中で、ポンペイオ長官は1998年にケニアやタンザニアで起きたアメリカ大使館爆破事件の首謀者の1人とされるアルカイダのナンバーツーが、去年8月にイラン国内で死亡したことを明らかにしました。

そのうえで、イランは、欧米などの国々と2015年に核合意を結んで以降、アルカイダの指導者らにイラン国内での滞在や移動を許可するだけでなく、資金調達やメンバーとの連絡を可能にするなど、さまざまな活動を支援していると指摘しました。

そして、「世界最悪のテロ支援国家であるイランは、アルカイダの新しい本拠地になっている」と主張し、イランを非難しました。

これに対し、イランのザリーフ外相は12日、ツイッターに「戦争を引き起こすためのうそだ。誰もだまされはしない」と投稿し、強く反発しています。

アメリカのトランプ政権は、イランのテロ支援の資金源を断つためとして、今月5日も新たな制裁を発動するなど、来週の政権移行を前にイランへの圧力を強めています。