モルドバ新大統領 ロシアと対立のウクライナと連携確認

ヨーロッパ寄りの政策を重視する旧ソビエト・モルドバのサンドゥ大統領がウクライナを訪れてゼレンスキー大統領と初めて会談し、EU=ヨーロッパ連合への加盟をともに目指すなど、ロシアの影響力を受けない形で協力を深めていくことを確認しました。

モルドバのサンドゥ大統領は12日、隣国のウクライナを訪れ、ゼレンスキー大統領と初めて会談しました。

双方が署名した共同声明では、両国の高いレベルでの対話を再開し、EU=ヨーロッパ連合への加盟に向けて協力を深めていくとしています。

先月就任したサンドゥ大統領は、ロシアのプーチン大統領と関係を築いてきた前任者と異なり、ヨーロッパ寄りの政策を重視していて、ロシア系住民が多い東部の沿ドニエストル地方に駐留するロシア軍部隊の撤退も求めています。

今回、早速ゼレンスキー大統領と会談することで、ロシアと対立しているウクライナとの連携を確認した形です。

旧ソビエト地域では、ロシアの影響力の低下が指摘されていて、反政府デモが相次ぎ、係争地をめぐる戦闘も起きるなど不安定な状況となっています。

こうした中、トルコや中国が存在感を増していて、旧ソビエト各国の間でロシアと距離を置こうとする動きが進むのかが焦点となっています。