福井 大雪の立往生 「除雪可能」の判断でチェーン規制見送り

記録的な大雪の影響で車が立往生するなどした福井県内の北陸自動車道や国道8号では、3年前に起きた大規模な立往生を教訓にチェーンを着けていない車は走行できないようにする規制が新たに導入されていましたが、今回の大雪では「除雪が可能だ」として規制が見送られていたことがわかりました。
県や関係機関はこうした対応について検証することにしています。

3年前の記録的な大雪では、福井県あわら市内の国道8号で一時およそ1500台の車が立往生したことから、国土交通省は県内の国道8号や北陸自動車道の3つの区間で立往生が予想される場合、冬用タイヤを装着していてもチェーンを着けていない車の通行を制限できる規制を新たに導入しました。

この規制についてNHKが国土交通省福井河川国道事務所や中日本高速道路に取材したところ、今回の大雪で県内の国道や高速道路でこの規制は行われなかったことがわかりました。

これについて中日本高速道路は「大雪特別警報や除雪能力を上回る降雪の場合に実施することになっているが、今回は除雪が可能だと判断して見送った」と説明しています。

北陸道では今月9日の丸岡インターチェンジ付近でのスリップ事故をきっかけにおよそ1500台が立往生しましたが、事故を起こしたトラックはチェーンを着けていなかったということです。

県や関係機関は規制を行わなかった対応や、情報提供が適切だったかなど検証することにしています。