「節電に協力を」中国電力が呼びかけ

寒さの影響で電力の需給が厳しい状況が続いているとして、中国電力は、家庭や企業に対して、暖房はこれまでどおり利用してもらう一方で、日常生活に支障のない範囲で照明の使用は控えるなど、電気を効率的に使うよう節電への協力を改めて呼びかけています。

中国電力の電気の供給力に対する、使用の割合を示す「使用率」は、速報値で12日も午前8時台に94%となっています。

こうした背景には、寒さによる暖房の利用に加えて、新型コロナウイルスの影響で外出を控える人が増えて、家庭での使用量の増加があるとみられています。

中国電力では、安定供給の確保に努めていますが、今後も天候不順が続くことが予想され、太陽光発電からの発電が多く見込めないことや、火力発電のための燃料の在庫が少なくなるリスクが高まっていることから、今後も電力需給は厳しい状況が続くとしています。

このため、中国電力では、家庭や企業に対して朝と晩の電力需要のピーク時だけでなく、1日を通じて、部屋を出る時は電気を消すことや、使用していない家電の電源は切ることなど節電への協力を改めて呼びかけています。

中国電力ネットワークの藤原英明系統運用部長は、記者会見で「暖房などはこれまでどおりの利用を続けてもらう一方で、日常生活に支障のない範囲で電気の効率的な使用に協力していただき、この状況を乗り切っていきたい」と話していました。