福井 北陸道の立往生 県への報告は14時間後 中日本高速道路

福井県内の北陸自動車道で一時1000台以上の車が動けなくなった大規模な立往生について、中日本高速道路が福井県に報告したのは、立往生のきっかけとなった最初の事故から14時間後だったことがわかりました。
県や関係機関は情報提供の在り方が適切だったかなど、検証することにしています。

中日本高速道路によりますと、北陸自動車道では1月9日の午前11時半ごろに上り線で起きたスリップ事故がきっかけで後続の車が動けなくなり、その後の立往生につながったということです。

9日の午後7時以降、NHKには車内のドライバーから「車が全く動く気配がなく、このままでは車中泊になるのではないか」などと不安を訴える連絡が相次いで寄せられましたが、県によりますと、中日本高速道路が立往生の発生について県に報告したのは10日の午前1時半ごろだったということです。

内容は「1000台以上の車両が滞留しているので協力してほしい」というもので、立往生のきっかけとなった最初の事故から14時間がたっていました。

県は、このあと午前4時に陸上自衛隊に災害派遣を要請し、自衛隊による除雪作業が始まりましたが、その後も立往生は拡大し、10日午前7時の時点で1090台が立往生する事態になりました。

今回の立往生をめぐっては、国や県などから情報提供の在り方や通行止めのタイミングなどが適切だったかなど検証の必要があるとの指摘が相次いでいます。

この件について中日本高速道路金沢支社は、「お客様のためにもいち早く情報を伝えるべきでしたが、今回の件を総合的に検証したうえで改善していきたい」とコメントしています。