ソニー 開発進める電気自動車 公道での走行実験を初公開

ソニーは、開発を進めているEV=電気自動車の公道での走行実験を初めて公開しました。海外ではIT企業などがEVの開発に相次いで乗り出していて、ソニーの動向にも関心が集まっています。

ソニーはオンラインで開かれているテクノロジーの見本市「CES」で研究開発の成果を発表し、この中でオーストリアの公道で行った開発中のEV=電気自動車の走行実験の様子を公開しました。

車には40個のセンサーが取り付けられ、道路の状況と運転する人の表情を読み取りながら、自動でハンドルやブレーキの操作を支援します。

ソニーのEVの開発はセンサー技術の活用を広げるのがねらいで、公道を走っている様子が公開されるのは初めてです。

将来的には日本やアメリカの公道でも実験し、システムがすべての操作を行う完全な自動運転も目指すということです。

EVの開発をめぐっては中国のネット検索最大手、バイドゥなどIT企業などが相次いで開発に乗り出していて、ソニーの動向にも関心が集まっています。

また、EVと同じように多くのセンサーを取り付けた撮影用のドローンも発表しました。

AI・人工知能によって人が操作しなくても障害物を避けながら高速で自律飛行できるのが特徴で、国内で生産し、映像制作のほか将来は測量や点検などへの活用も計画しています。

開発を担当する川西泉執行役員は「100年に1度の自動車の変革期にソニーとして何ができるか高い目標をもってチャレンジしたい」と話しています。