西日本豪雨の被災地に復興住宅が完成 岡山 総社

3年前の西日本豪雨で被害を受けた岡山県総社市で被災者のための「復興住宅」が完成し、入居者に鍵が引き渡されました。

平成30年7月の西日本豪雨で総社市では浸水のほか、川からあふれた水が流れ込んだ工場で爆発事故が起きおよそ600棟の住宅が全半壊する被害を受けました。

市は、自力で住宅を再建するのが難しい被災者のために去年10月から復興住宅の整備を進めています。

このうち、総社市美袋の昭和地区で6世帯が入居できる合わせて3棟の住宅が完成し、総社市の片岡市長から入居者の1人に部屋の鍵が手渡されました。

住宅は福島県で使われていた仮設住宅の屋根や柱の一部を再利用したもので、木造平屋建ての1LDKでロフトも付いています。

復興住宅は、ことし7月までに合わせて13棟が完成する予定で、現在、昭和地区の仮設住宅で暮らす12世帯の合わせて17人が入居する予定だということです。

12日から復興住宅に入居する藤村佳代子さんは「皆さんに支えられて復興住宅に入ることができてうれしいし、ありがたい。温かみが感じられる部屋でこれから落ち着いて暮らしたい」と話していました。

総社市の片岡市長は「住宅というのは心の復興の原点だと思うので、これからも被災者の心に寄り添った復興を進めていきたい」と話していました。