厳しい寒さで電力需給ひっ迫 “効率的に使用を” 経済産業相

梶山経済産業大臣は、記者会見で、厳しい寒さが続き、足元の電力需給がひっ迫しているとしたうえで、暖房の利用などふだん通りの生活を続けつつ、電気を効率的に使ってほしいと呼びかけました。

寒さの影響で暖房の使用が増えるなどしてきょうも各地で電力需要が高まっています。

午後8時までの電力各社のまとめによりますと、供給力に対する需要の割合を示す「使用率」は、速報値で、
▽関西電力の管内で午前8時台に99%
▽四国電力で午前9時台に98%
▽東北電力で午前9時台と10時台に97%まで上昇しました。

こうした状況について梶山経済産業大臣は閣議のあとの記者会見で、「LNG=液化天然ガスの在庫が減少していることも受けて全国的に電力需給が厳しい状況が続いている。各電力会社には、老朽火力を含めたあらゆる発電所の活用や、企業の自家発電からの調達、地域間での機動的な電力の融通で、安定供給の確保に努めてもらっている」と述べました。

そのうえで、「厳しい寒さが続き、電力需給がひっ迫している中において、暖房の利用など、ふだん通りの生活を続けつつ、例えば使っていない部屋の電気を消すことも含め、電気の効率的な使用を続けてもらいたい」と呼びかけました。

一方、国として節電を要請するかどうか聞かれたのに対し、梶山大臣は、「今の時点では、効率的な電気の利用をしてもらえば、どうにか対応できる状況にあり、節電要請までには至っていない」と述べました。