全米で「武装デモ」情報 就任式に向けFBIが警戒呼びかけ

アメリカの連邦議会にトランプ大統領の支持者らが乱入した事件を受けて緊張が高まるなか、FBI=連邦捜査局はバイデン次期大統領の就任式が行われる今月20日にかけて、全米で武装した集団によるさらなる抗議デモが計画されているとして警戒を呼びかけています。

アメリカの複数のメディアは11日、バイデン次期大統領の就任式が行われる今月20日にかけて、全米50州と首都ワシントンで武装した集団による抗議デモが計画されているとして、FBI=連邦捜査局が関係機関に警戒を呼びかけていると伝えました。

それによりますと、FBIは今月16日以降、各地で抗議デモが計画されていると警告したうえで、トランプ大統領が任期前に職を追われることになった場合、大規模な騒乱が起きるおそれもあるとして警戒を呼びかけています。

今月6日の連邦議会への乱入事件を受けて、首都ワシントンでは緊張が高まっていて、バイデン次期大統領の就任式が行われる会場周辺には、高さ2メートル余りの鉄製のフェンスが設置されたほか、今週末までに1万人規模の州兵が動員されることになっています。

一方、首都ワシントンの市長は隣接するメリーランド、バージニア両州の知事と共同で声明を出し、連邦政府と協力して治安の維持に努めるとしたうえで、国民に対して、就任式の際は現地を訪れず、インターネットなどを通じて見守るよう呼びかけています。