宮崎 県独自の緊急事態宣言を受け 小中学校で時差登校始まる

新型コロナウイルスの急激な感染拡大を受けて、宮崎市の小中学校では、12日から児童や生徒の「時差登校」が始まりました。

「時差登校」は、宮崎県が独自の緊急事態宣言を出したことを受けて、登校時の密集を避けるために12日から宮崎市内で実施されています。

全校児童385人の宮崎小学校では、登校時間を住んでいる地区に応じて午前7時半からのグループと午前7時45分からのグループに分けました。

この小学校では、去年5月にも同じ対応を行っていて校門に立つ先生に元気よくあいさつしながら登校していました。

そして教室では、担任の先生が児童一人一人の体温を測り、体調に問題がないかをチェックしたあと、授業に臨んでいました。

時差登校は感染が落ち着くまでは続けることにしていて宮崎小学校の安藤重則校長は「子どもたちの健康が最優先なので今まで以上に安全な環境作りを心がけていくとともに、授業にも影響が出ないように気を配っていきたい」と話していました。