米 CIA長官に外交官出身のバーンズ氏 バイデン次期大統領 発表

アメリカのバイデン次期大統領は、来週発足する新政権のCIA=中央情報局の長官として外交官出身でオバマ政権時代に国務副長官を務めたバーンズ氏を指名すると発表しました。

これは、バイデン次期大統領が11日の声明で発表しました。

ウィリアム・バーンズ氏は外交官出身で、駐ロシア大使や国務次官を歴任したあと、オバマ政権では国務省のナンバーツーにあたる副長官を2011年から3年余り務め、イランとの核交渉にあたったことで知られています。

バイデン次期大統領は声明の中で「情報機関は政治に影響されてはならないという私の固い信念をバーンズ氏は共有している」と指摘し、外交官出身のバーンズ氏を起用することで、客観的な情報の収集・分析にあたるようCIAなどの情報機関に求めるねらいがあると見られています。

一方、バイデン次期大統領の就任式の実行委員会は、20日に開かれる就任式のテーマを「アメリカ団結」にすると発表し、かつてない危機と深い分断の中でアメリカの精神を取り戻し、国を結束させ、明るい未来に向けた道を切り開くことを目指すと説明しています。

就任式は新型コロナウイルスの影響で規模が縮小され、パレードはインターネット上で行われるほか、トランプ大統領は出席しないと表明していて、極めて異例の式典となる見通しです。