埼玉 羽生市 建設課長 収賄の疑いで逮捕

埼玉県羽生市が発注する業務委託の請負業者の選定をめぐり、市の建設課の課長が知り合いの業者に便宜を図る見返りに現金20万円を受け取ったとして、収賄の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは埼玉県羽生市建設課の課長、岡村聡彦容疑者(53)です。

また、贈賄の疑いで市内の自営業、清水一容疑者(53)が逮捕されました。

警察の調べによりますと、岡村課長は市が発注する業務委託の請負業者の選定で便宜を図る見返りに、去年2月ごろと7月ごろに、清水容疑者から現金合わせて20万円を受け取ったとして収賄の疑いが持たれています。

警察は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。

これまでの調べで岡村課長は、建設課が発注する50万円以下の随意契約について業者を選定する権限を持っていたということです。

2人は中学の同級生で、現金の受け渡しがあったとみられる時期の前後に、清水容疑者が市の施設の除草や側溝の清掃業務を受注していたということで、警察は詳しいいきさつを調べています。

羽生市長「心からおわび」

羽生市の課長が収賄の疑いで逮捕されたことを受けて、河田晃明市長は「市民の皆様に多大なるご迷惑をおかけし、行政に対する信頼を大きく損ねたことに心からおわび申し上げます。2度とこのようなことが起こらないよう職員の法令順守の徹底を図るとともに原因究明と再発防止に努め、信頼回復に全力で取り組んでまいります」というコメントを出しました。