東日本や西日本の太平洋側でも降雪のおそれ 交通影響に警戒

記録的な大雪となった新潟県や北陸では雪のピークはすぎましたが、積雪が平年を大きく上回っていることから引き続き交通への影響や除雪作業中の事故などに十分注意してください。一方、これから12日にかけて東日本や西日本の太平洋側でも雪が降って平地でも積もるおそれがあり、交通への影響に警戒が必要です。

気象庁によりますと、冬型の気圧配置と強い寒気の影響で、新潟県や北陸などでは11日朝にかけて雪が強まり、各地で記録的な大雪となりました。

午後8時の積雪は、新潟県上越市で2メートル25センチ、富山市で1メートル12センチ、福井市で88センチ、新潟市で58センチ、金沢市で46センチなどとなっています。

積雪の深さは、新潟県や北陸の各地で平年の2倍から3倍以上に達しています。

新潟県や北陸では大雪のピークはすぎましたが、気象庁は、交通への影響に加え、除雪作業中の事故や屋根からの落雪、雪崩などに引き続き十分注意するよう呼びかけています。

雪下ろしなどの除雪作業は必ず2人以上で行い、雪が落ちてくる可能性がある軒下は通らないよう注意し、こまめに休憩を取るよう心がけてください。

一方、これから12日にかけては日本の南岸を低気圧が進む見通しで、九州から関東甲信にかけての山沿いを中心に雪が降り、平地でも積もるおそれがあります。

12日夕方までの24時間に降る雪の量は、いずれも山沿いの多いところで近畿と東海、四国で20センチ、関東甲信と中国地方で15センチ、九州で10センチと予想されています。

平地の多いところでは近畿と四国で10センチ、関東で7センチ、東海と中国地方で5センチの見込みで、東京23区でも1センチと予想されています。

低気圧の発達度合いなどによっては大雪となるおそれもあり、気象庁は、積雪や路面の凍結による交通への影響に警戒するとともに、電線や樹木への着雪などに十分注意するよう呼びかけています。

首都圏の鉄道各社 通常どおり運行予定

関東ではこれから12日にかけて山沿いを中心に雪が降り、平地でも積もるおそれがありますが、首都圏の鉄道各社は12日の始発から通常どおり運行する予定です。

JRは、新幹線・在来線ともに通常どおりのダイヤで運行するほか、私鉄各社や地下鉄も通常どおり運行する予定です。

ただ、雪の降り方によっては遅れなどの影響が出る可能性もあるということで、鉄道各社はホームページなどで最新の情報を確認するよう呼びかけています。