新潟県内 大雪で4人死亡 148人けが(11日午後4時現在)

1月7日からの記録的な大雪や強風の中、新潟県内では11日午後4時の時点で4人が死亡し、148人がけがをしています。

死亡した4人のうち、三条市南四日町の外川信秀さん(66)は11日午前10時半ごろ、自宅近くの用水路の中で倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。

警察によりますと死因は溺死で、近くにはスノーダンプと呼ばれる雪を運ぶための道具があったということで、除雪した雪を用水路に捨てようとして転落した可能性があるとみて調べています。

また、10日は阿賀町と新潟市秋葉区、それに上越市で合わせて3人が死亡し、除雪の作業中に屋根から落ちてきた雪に巻き込まれるなどしたと見られています。

新潟県内ではこの冬、除雪など雪に関連する事故で、合わせて11人が亡くなっていて県や消防は注意を呼びかけています。

一方、三条市長野では、10日、自宅の屋根の雪下ろしをしていた60代の男性が倒れているのが見つかり、その後死亡しましたが、警察によりますと、病死とみられるということです。

糸魚川 流雪溝から水あふれる

記録的な大雪となっている新潟県糸魚川市では10日、流雪溝と呼ばれる雪を溶かすための水路に大量の雪が捨てられて県道に水があふれ、県が10日朝から重機を使って除雪を進めています。

糸魚川市では11日午前6時までの72時間に降った雪の量が1メートル63センチと観測史上最大を記録するなど記録的な大雪となっています。

10日は県道やその周辺に積もった大量の雪が流雪溝に捨てられたため水があふれ、県道がおよそ1キロにわたって水浸しになりました。

このため新潟県の糸魚川地域振興局は流雪溝があふれないよう10日朝8時ごろから除雪車1台とダンプカー2台で県道の除雪を進めています。

除雪車が走りながら道路上の雪を取り除いて、併走するダンプカーの荷台に積みこみ、荷台の雪がいっぱいになるとダンプカーが近くの川沿いの雪捨て場に移動して、雪を捨てていました。

県道の近くに住む60代の男性は「きのうは流雪溝から水があふれ、道路が川のようになっていた。ことしは雪の量が多くて、みんな疲れ切っている」と話していました。