緊急事態宣言 飲食店運営資金をクラウドファンディングで支援

1都3県を対象に緊急事態宣言が出されて影響を受ける飲食店などが、当面の運営資金を確保できるよう、インターネットのクラウドファンディングの仕組みを使った資金集めを支援する動きが始まりました。

インターネットを通じて幅広い個人からの資金を募るクラウドファンディングの運営会社「READYFOR」は、1都3県の飲食店を支援する取り組みを始めました。

緊急事態宣言で営業時間の短縮を要請され売り上げが落ち込む飲食店が、クラウドファンディングで当面の運営資金を確保するため、来月7日まで手数料を無料にしてサービスを利用できるようにしました。

資金を提供してくれた人に対しては飲食店が食事券などの返礼品を贈ることにしています。

運営会社の岡元淳執行役員は「スピーディーに資金集めを始めることで店を続け、雇用を守ってほしい」と話していました。

また別の運営会社の「CAMPFIRE」も、今月12日から12%のサービス手数料を5%に下げて、全国の飲食店やイベント事業者などの資金集めを支援することにしています。