大相撲初場所初日 新型コロナ感染の力士など多数休場のなかで

大相撲初場所は、新型コロナウイルスに感染した影響などで関取16人が休場する中、観客を入れて初日の取組が始まりました。

初場所は東京・両国の国技館で初日を迎え、横綱・白鵬など新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触の可能性がある力士15人のほか、けがで休場する横綱・鶴竜の関取合わせて16人が休場しました。

新型コロナウイルスの影響で休場した力士は4つ部屋の合わせて65人に上り、取組の数が減るため初日は先場所よりも1時間以上遅い午前9時50分に最初の取組が始まりました。

日本相撲協会は都の緊急事態措置の要請に沿って今場所の観客の上限を5000人以下としていて、午後1時には予定どおり観客が入場を開始しました。

館内ではこれまでどおり客席での食事が禁止されているほか、飲食スペースに入れる観客の人数を制限して密を避けるなど、感染防止対策が強化されました。

また、関取16人の休場で十両以上の取組も減り、先場所の初日よりも十両は4番少ない9番、幕内では2番少ない18番となりました。

日本相撲協会 八角理事長「深くおわび」

日本相撲協会の八角理事長は、土俵上からファンに向けて行う初日恒例の協会あいさつで「場所前、相撲部屋において複数の感染者が判明し、多大なご心配をおかけしましたこと、深くおわび申し上げます」と謝罪しました。

感染対策ついては「感染症の専門家のご指導のもと全協会員の検査を実施するなどさらに綿密な感染防止策を講じております」などと述べたうえで、観客に対しても協力を呼びかけました。

そして「力士は厳しい感染予防を行いながら、毎日の稽古の成果を発揮し本年最初の本場所にふさわしい白熱した相撲で、ご期待にお応えすることと思います」とあいさつしました。