社会

「ドライブイン形式」の成人式で感染拡大防止 静岡 焼津

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、静岡県焼津市では新成人が車に乗って市内の港に集まり、ドライブイン形式で成人式が行われました。
新型コロナウイルスの影響で焼津市の成人式は人の密集を避けるため、地区ごとに3回に分けたうえで、市内の港に駐車スペースとステージを設けて行われました。

午前中の式典では新成人が乗った車、およそ150台が集まり、中野弘道市長が「コロナ禍で安心安全に成人式を開く方法を考えた。ふるさとはいつまでも皆さんを見守っています」とお祝いのことばを述べました。

そして新成人を代表して砂川響さんが「激動する社会の中で私たちの前途は決して平たんではありませんが、よりたくましく自分を育て、新しい社会を担います」と誓いました。

式には市内の中学校の教員も出席し、車の間を歩いて、窓越しにかつての教え子たちと近況を語り合っていました。

オープンカーで参加した新成人の男性は「晴れの日なので親が乗っていけと言ってくれました。換気はバッチリです。式を開いてもらえてありがたいです」と話していました。

新成人の女性は「姉も着た着物を私も着ることができてよかったです。友達に会うのは控えていますが、写真を送り合います」と話していました。

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