中国 北京隣接省の都市 1000万人余自宅待機 コロナ感染者増で

中国では首都北京に隣接する河北省で新型コロナウイルスの感染者が増えていて、中心都市 石家荘の当局は全市民1000万人余りに1週間、自宅にとどまるよう求める通知を出しました。

中国の保健当局、国家衛生健康委員会によりますと、河北省では8日までの1週間で無症状の人も含めて合わせて334人の感染者が確認されたということです。

感染者は中心都市の石家荘で多く確認されていることから、地元当局は全市民1000万人余りを対象にPCR検査を始めるとともに、8日夜、全市民に対して検査後1週間は自宅にとどまるよう求める通知を出しました。

また、石家荘の隣にある人口700万人余りの※けい台でも同じような措置を行ったとしています。

中国は新型コロナウイルスの感染を基本的に抑え込んだとしていますが、このところ東北部の遼寧省でも感染者が見つかっていて当局が警戒を強化しています。

※けいは、「刑」の左側と「那」の右側