緊急事態宣言 入国者全員に出国前の検査証明書 提出義務づけへ

政府は緊急事態宣言が解除されるまでの間、入国するすべての人に出国前の検査証明書の提出を求めることを決めました。

政府は首都圏の1都3県を対象に、新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言を出したことを受けて水際対策を強化する方針です。

具体的には、海外から帰国・入国するすべての人に対し、現地を出国する前の72時間以内に検査を受けたことを証明する書類の提出を求めます。

今月13日の午前0時以降に帰国や入国をする人が対象で、国内の空港に到着した際に検査も実施するということです。

また、証明書を提出できない場合は、検疫所が確保した宿泊施設で待機するよう求め、入国から3日目に改めて検査を行います。

この検査で陰性だったとしても接触確認アプリのダウンロードと位置情報の記録について誓約したうえで、入国後14日間は自宅などで待機するよう求めるということです。

これらの対策は、緊急事態宣言が解除されるまでの間、続けられる予定です。