沖縄県 5市での営業時間の短縮要請を延長 さらに2市を追加対象

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、沖縄県は5つの市の飲食店などに対する営業時間の短縮要請を、今月31日まで延長したうえで、新たに宮古島市と石垣市も対象とすることを決めました。

沖縄県は、那覇市、浦添市、沖縄市、名護市、宜野湾市の5つの市の飲食店などに対し、営業時間を午後10時までに短縮するよう要請していて、8日の対策本部会議で今後の対応を決めました。

それによりますと、5つの市では、感染拡大の抑制に一定の効果が見られるものの、年末に感染者の集団=クラスターが発生するなど、引き続き感染対策を強化する必要があるとしています。

このため県は、今月12日までとしていた営業時間の短縮要請を今月31日まで延長したうえで、飲食店での感染が相次いでいる宮古島市と石垣市も対象とすることを決めました。

今回延長した期間を通じて要請に応じた事業者に対しては、一律80万円の協力金が支給されます。

また、県は政府の緊急事態宣言が出された、1都3県との不要不急の往来の自粛を求めたほか、沖縄本島と離島、それに離島間の移動も引き続き、必要最小限にするよう求めています。