ボクシング 緊急事態宣言で1都3県での興行 解除まで開催自粛

緊急事態宣言が出されたことを受けて、JBC=日本ボクシングコミッションなどは、首都圏の1都3県での興行の主催者に対して、宣言が解除されるまで開催の自粛を推奨することになりました。

JBCと日本プロボクシング協会は、新型コロナウイルス対策について話し合う定例の会合をオンラインで開きました。

この中で、首都圏の1都3県に出された緊急事態宣言を受けて対応を協議しました。

その結果、宣言が解除されるまで対象地域の興行の主催者に対し、開催の自粛を推奨することを決めたということです。

開催する場合は、緊急時の受け入れ先となる医療機関を確保したうえで原則無観客とし、観客を入れる場合でも午後8時までに終了することが条件だということです。

JBCの安河内剛本部事務局長は「緊急事態宣言でイベントの自粛要請が出されていないため、自粛の“推奨”という形になった。宣言の内容が変わればそれに応じて対応していきたい」と話しています。

プロボクシングでは、新型コロナウイルスの影響で、去年7月中旬に再開されるまでおよそ5か月間にわたってすべての試合が中止となりました。