愛媛県が営業時間短縮要請 松山の酒類提供飲食店 対象

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、愛媛県は新たな感染対策として、松山市内で酒類を提供する飲食店に対し、1月13日からおよそ2週間、営業時間を短縮することを要請しました。

愛媛県内では1日に確認された感染者数が2日連続で過去最多を更新していて、県は8日から今月26日までを「特別警戒期間」として、感染対策を強化することにしました。
具体的には特に感染が拡大している松山市内で酒類を提供する飲食店に対し、1月13日から26日まで営業時間を午後8時まで、酒類の提供は午後7時までに短縮するよう要請しています。

要請に全期間にわたって応じた場合、1店舗あたり28万円の協力金を支給します。

このほか県民に対し5人以上の飲み会を避けることなどを呼びかけています。

中村知事は記者会見で「専門家とも相談をし、さらに感染が拡大し医療に支障が出る前に手を打つことにした。県民のみなさんにもなんとかふんばってもらいたい」と述べました。