総務省かたる「特別給付金」給付の偽メールに注意呼びかけ

緊急事態宣言が出された7日の夕方から、総務省をかたった「特別給付金」の給付に関する偽のメールが出回っているのが確認され、日本サイバー犯罪対策センターが注意を呼びかけています。

日本サイバー犯罪対策センターによりますと、7日の緊急事態宣言の決定の直後から、インターネット上で総務省をかたる偽のメールが複数確認されたということです。

件名は「『重要』特別固定給付金の支払い資格をおめでとうございます」などとなっていて、本文に「お申し込みはこちら」などというリンクがはられています。

クリックすると、総務省の特別定額給付金のサイトに似せた偽のサイトにつながり、氏名や生年月日のほか、運転免許証やクレジットカードの情報などの入力が求められて、盗み取られるおそれがあります。

日本サイバー犯罪対策センターによりますと、何者かが緊急事態宣言の決定に合わせて、個人情報やパスワードなどを盗むことを目的にした、フィッシング詐欺のサイトを立ち上げているとみられるということで、注意を呼びかけています。