文化庁などによりますと、国立の美術館や博物館は、一部の施設で行っている夜間の開館や特定の曜日で行っている開館時間の延長について当面の間休止するということです。
今のところ休館する施設はありません。
公立の施設では、
▽東京都では、江戸東京たてもの園が今月2日から続けている臨時休園を当面継続するほか、東京都庭園美術館は13日から臨時休館します。
東京都現代美術館は、休館はしませんが、今月2日から続けている一部の企画展の休止を当面延長するということです。
▽埼玉県は緊急事態宣言の期間中は美術館など8つの施設を臨時休館するほか、
▽神奈川県では改修工事中の施設を除いた4つの美術館と博物館を今月12日から休館します。
▽千葉県の5つの博物館は今月9日から、美術館は今月13日から臨時休館となります。
民間の美術館も閉館時間を早めるといった対応をとっていて、全国美術館会議などではホームページで最新の状況を確認してほしいと呼びかけています。
緊急事態宣言 美術館や映画館・舞台芸術は?
緊急事態宣言を受けて、1都3県にある国立や公立の美術館や博物館では夜間の開館を休止したほか、臨時休館しているところもあります。
また、映画館や舞台芸術、歌舞伎や落語などの公演でも影響が出ています。
美術館・博物館 国立では休館はなし
映画館 営業時間の短縮も
緊急事態宣言を受けて、1都3県の映画館では、営業時間の短縮を決めるところが出てきています。
TOHOシネマズは、1都3県にある25の映画館で、9日から当面の間、営業時間を午後8時までとするということです。
シネマサンシャインでは、東京と千葉の3つの映画館で今月11日から当面の間、営業時間を午後8時までとするほか、全国の映画館でチケットの事前販売を取りやめて当日券のみの販売にするということです。
ユナイテッド・シネマグループは1都3県にある15の映画館で今月12日から当面の間、営業時間を午後8時までとするということです。
また、イオンシネマは、1都3県にある22の映画館で今月12日から来月7日まで、営業時間を午後8時までとするということです。
109シネマズなどを運営する東急レクリエーションは、東京、神奈川、埼玉にある8つの映画館で今月12日から当面の間、営業時間を午後8時までとするということです。
ティ・ジョイは、1都3県にある7つの映画館で今月12日から当面の間、営業時間を午後8時までとするということです。
TOHOシネマズは、1都3県にある25の映画館で、9日から当面の間、営業時間を午後8時までとするということです。
シネマサンシャインでは、東京と千葉の3つの映画館で今月11日から当面の間、営業時間を午後8時までとするほか、全国の映画館でチケットの事前販売を取りやめて当日券のみの販売にするということです。
ユナイテッド・シネマグループは1都3県にある15の映画館で今月12日から当面の間、営業時間を午後8時までとするということです。
また、イオンシネマは、1都3県にある22の映画館で今月12日から来月7日まで、営業時間を午後8時までとするということです。
109シネマズなどを運営する東急レクリエーションは、東京、神奈川、埼玉にある8つの映画館で今月12日から当面の間、営業時間を午後8時までとするということです。
ティ・ジョイは、1都3県にある7つの映画館で今月12日から当面の間、営業時間を午後8時までとするということです。
舞台芸術 新規チケットの販売終了も
緊急事態宣言を受けて、劇団四季やホリプロなどは、来月7日までの期間、予定されていた公演はそのまま行うとしています。
そのうえで、劇団四季では今月12日から来月7日の公演に関して、
▽観客数が定員の50%以上に達しているものは、新規チケットの販売を終了し、
▽観客数が定員の50%に達していない公演については50%となるまで販売を継続するとしています。
また、東京バレエ団は今のところ予定どおり公演を行いますが、最新情報は公式ホームページなどで確認してほしいとしています。
新国立劇場や東宝も今後の対応について、公式ホームページで発表するとしています。
一方で、劇団四季や東宝などの団体と劇団で作る「緊急事態舞台芸術ネットワーク」は、今回の緊急事態宣言を受け、「昨年2月のイベント自粛要請に端を発する、公演延期や中止に伴う金銭的・人的損失そのものは、拡大の一途をたどるばかりです。政府に対して、現場の困窮と新たに発生する損失への必要な支援を求めてまいります」という声明を発表しました。
そのうえで、劇団四季では今月12日から来月7日の公演に関して、
▽観客数が定員の50%以上に達しているものは、新規チケットの販売を終了し、
▽観客数が定員の50%に達していない公演については50%となるまで販売を継続するとしています。
また、東京バレエ団は今のところ予定どおり公演を行いますが、最新情報は公式ホームページなどで確認してほしいとしています。
新国立劇場や東宝も今後の対応について、公式ホームページで発表するとしています。
一方で、劇団四季や東宝などの団体と劇団で作る「緊急事態舞台芸術ネットワーク」は、今回の緊急事態宣言を受け、「昨年2月のイベント自粛要請に端を発する、公演延期や中止に伴う金銭的・人的損失そのものは、拡大の一途をたどるばかりです。政府に対して、現場の困窮と新たに発生する損失への必要な支援を求めてまいります」という声明を発表しました。
歌舞伎や落語・お笑いの公演
緊急事態宣言を受けて、歌舞伎や落語などの公演でも開演時間の繰り上げなど影響が出ています。
東京の歌舞伎座では、午前11時から午後8時半ごろまで3部制での公演を行っていますが、午後8時までに公演を終えられるように、今月11日から第3部の開演時間を25分繰り上げることを決めました。
第1部と第2部については公演時間に変更はないということです。
都内にある主な演芸場は、8日から座席数を50%に制限し、出演者の持ち時間を短縮して終演時間を繰り上げるなどの対応をとっています。
また、お笑いの公演では、吉本興業が今月11日まで午後7時以降の夜の公演を中止しており、12日以降の対応については決まりしだい発表することにしています。
東京の歌舞伎座では、午前11時から午後8時半ごろまで3部制での公演を行っていますが、午後8時までに公演を終えられるように、今月11日から第3部の開演時間を25分繰り上げることを決めました。
第1部と第2部については公演時間に変更はないということです。
都内にある主な演芸場は、8日から座席数を50%に制限し、出演者の持ち時間を短縮して終演時間を繰り上げるなどの対応をとっています。
また、お笑いの公演では、吉本興業が今月11日まで午後7時以降の夜の公演を中止しており、12日以降の対応については決まりしだい発表することにしています。